Ispirer MnMTKによるOracle FormsからJavaへの自動移行の実現可能性が証明されました。
顧客
グローバル情報技術コンサルティング会社は、様々な組織と協力して技術戦略を策定し、ITソリューションを開発しています。
チャレンジ
2017年、当社は主要な顧客の移行プロジェクトを実行するためのソリューションを探していました。 チャレンジは、Oracle FormsのアプリケーションをJavaに書き換えることでした。 このようなマイグレーションは特定的であり、めったに要求されないため、Ispirer MnMTKでは実装されていませんでした。Ispirerチームは、Ispirer MnMTKの可能性を実証するために、PoCを実行するよう提案しました。顧客はPOCを実施し、変換結果を評価して、このソリューションをプロジェクト全体に使用するかどうかを決定することにしました。PoCのために、 7つのOracle Formsおよび1つのObject Libraryを含むアプリケーションのサブセクションが用意されました。
ソリューション
Ispirerの技術チームは、ターゲットアプリケーションのアーキテクチャ、生成されたクラスのパッケージの構造を開発しました。それによる、ユーザーインターフェイスの変換はほぼ100%、ビジネスロジックの変換ははほぼ90%の自動化になりました。ユーザーインターフェイスとビジネスロジックとの通信のために MVCパターンが実装されていました。
顧客は、作業進行状況に関する毎週のステータスコールが提供されました。
POC中に以下の作業が行われました:
POC中に、オープンソースプラットフォームSonarQubeを使用して、変換結果を確認する作業も行われました。SonarQubeレポートをベースにして、変換結果の質が改善されました。
効果 & 効用
2ヶ月後、IspirerはJava Swing/Hibernateに変換されたアプリケーションのサブセクションを提供しました。 さらに、顧客は移行ソリューションの説明とターゲットコード構造、ソースとターゲットの対応テーブルを含む、実行された作業における詳細なレポートを受け取りました。 このように、Ispirerは、自動化されたOracle FormsからJavaへの自動移行の実現可能性を証明しました。
Oracle FormsからJavaへの移行の方向はゼロから開発されたので、Ispirer MnMTKは残りのコードの自動移行に使用できるようになりました(もちろん、自動化レベルを向上するカスタマイズも必要です)。
顧客はPOCの結果に満足し、Ispirerとの協力を続けました。
詳細はOracle FormsからJavaへの変換ページをご覧ください。
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