COBOLからIBM DB2への移行

Ispirer Migration and Modernization ToolkitはCOBOLからDB2へ移行することができます！

COBOLからIBM DB2への変換にIspirer MnMTK 2015を使う理由

Ispirer Systemsは一級の移行を実行できるように努めています。Ispirer MnMTK ツールにはお客様の特別な要件を満たすためのカスタマイズを追加することができます。

主な利点：

• 優れたテクニカルサポート：移行のプロジェクトにおける絶大経験による、
  最も複雑なタスクの解決策を見つけることをお約束します
• 顧客志向のアプローチと迅速なカスタマイズ：１-２営業日での修正対応
• 検討段階での共同作業：お客様の検討期間中に変換のデモをお見せすることができます
• 柔軟な価格設定：広範囲オプションの提供
• 最適化された変換：インテリジェントで保守しやすいコードを生成します。 変換後のソースの利用に特別なIspirerのミドルウェア等は必要ありません

アセスメント

アセスメント作業は簡単ですぐに移行に要する作業とコストを見積もることができます。お見積に必要な情報は、下記のフォームを参照いただくと揃えることができます:

• CobolからDB2への移行　質問表（英語）

変換の機能

COBOLプログラム構造

 
IDENTIFICATION DIVISION. 
PROGRAM-ID. DemoId. 
ENVIRONMENT DIVISION. 
DATA DIVISION. 
PROCEDURE DIVISION. 
FIRST-PARAGRAPH. 
    DISPLAY "First DEMO". 
 

４つのディビジョンがあります：

• IDENTIFICATION DIVISION: ここにプログラム名を記述します。
• ENVIRONMENT DIVISION: プログラムで必要なファイルを定義します。
• DATA DIVISION: 変数、レコード、ファイル等を定義します。
• PROCEDURE DIVISION: プログラムを記述します。上のサンプルでは全てが一つのパラグラフ内に記述されています。パラグラフはラベル付けされた一連のステートメントです。パラグラフの終わりを示す特別なマークはありません。

変換機能

• COBOLアプリケーションのデータベースをDB2のデータベースに移行
• COBOLアプリケーションのプログラムをDB2プロシージャに変換

DB2:

 
CREATE OR REPLACE PROCEDURE DemoId()
LANGUAGE SQL
BEGIN
   CALL DBMS_OUTPUT.PUT_LINE ('FIRST DEMO');
END
 

• WORKING-STORAGEセクションに定義された変数やレコードをDB2 DECLAREステートメントに変換

COBOL:

 
WORKING-STORAGE SECTION. 
01 MY_STRING_1    PIC X(20). 
01 MY_STRING_2    PIC X(30). 
01 MY_NUMBER    PIC 9(2) VALUE 1. 
 

DB2:

 
  DECLARE MY_STRING_1 VARCHAR(20);
  DECLARE MY_STRING_2 VARCHAR(30);
  DECLARE MY_NUMBER INTEGER; 
  SET MY_NUMBER = 1;
 

• COBOLレコードを個別なDB2変数に変換

COBOL:

 
01 MY_DATA_RECORD. 
    03 MY_NAME        PIC X(20). 
    03 MY_ADDRESS  PIC X(40). 
    03 MY_ID               PIC 9(2). 
 

DB2:

 
DECLARE SWV_MY_DATA_RECORD_MY_NAME VARCHAR(20);
     DECLARE SWV_MY_DATA_RECORD_MY_ADDRESS VARCHAR(40);
     DECLARE SWV_MY_DATA_RECORD_MY_ID DOUBLE;
 

• COBOLのMOVE TO/COMPUTEステートメントをDB2のアサインステートメントに変換

COBOL:

 
MOVE 5 TO MY_NUMBER. 
 

DB2:

 
SET MY_NUMBER=5;
 

• COBOLセクション（パラグラフやステートメントのグループ）をDB2のプロシージャに変換。セクションをCALLするPERFORM文はDB2のcallストアドプロシージャに変換。


• COBOLの制御構造をDB2の制御ステートメントに変換

COBOL:

 
IF/ELSE/END IF 
 

DB2:

 
IF/ELSE/END IF;
 

COBOL:

 
PERFORN UNTIL/END-PERFORM 
 

DB2:

 
WHILE <condition> LOOP
<loop_body>
      END LOOP;
 

• 画面表示（DISPLAY ステートメント）を「DBMS_OUTPUT.PUT_LINE」に変換


• EXEC SQL/ END-EXEC （select, insert, update, delete, CURSOR ステートメント）をDB2のSQLステートメント (SELECT, INSERT, UPDATE, DELETE, CURSORステートメント)に変換

COBOL:

 
EXEC SQL 
    SELECT cur_date  
    FROM val_date 
    WHERE cur_date < CURRENT 
 END-EXEC. 
 

DB2:

 
SELECT cur_date 
FROM val_date
WHERE cur_date < CURRENT TIMESTAMP
 

• 埋め込みSQLのSQLステートメント (EXEC SQL/END-EXEC.)をDB2構文に合わせて自動変換

詳細はお問い合わせください。